潜在意識を開く
潜在意識は私たちが眠っているときに最もよく働いているといわれています。
実際その通りで治癒力や成長は日常的な意識状態より睡眠中の方が遙かに活性化されているはずです。
潜在意識を活性化させるには眠っているような状態を意識的に作り出す必要があり、その方法もいろいろなものが考案されています。
誘導自己暗示法や瞑想法、自律訓練、呼吸法等どれが効果的なのか迷ってしまうほど多くの方法があります。
潜在意識は居眠りをしているとき活発に働いている
先ず、潜在意識は、眠っているような状態、あるいは、夢を見ているような状態のとき、最も活動している精神といえるものです。
なので、潜在意識を誘導しようとするならば、先ず、半覚醒状態、居眠りをしているような状態を、意識的に作り出す必要があります。
そして、意識的な居眠り状態で、目的や目標を明確に宣言し、想像することによって、潜在意識の力が、それを実現するために働き出します。
意識的な居眠り状態を作り出すために、自律訓練法や催眠誘導法、誘導自己暗示法が有効です。
潜在意識を誘導するには努力してはいけません
気楽に実行する人ほど上手くいっています。本当です。
あまり難しく考えずに、素直に実行する人は結構上手くいっているようです。
潜在意識にとって頑張ろうとすることは一番好くないことだからです。
しかし、自分自身を好転させようと考えている人は結構努力家なのではないでしょうか？。潜在意識の法則では努力をすればするほど逆効果ということを知っていますか？。
「努力逆転の法則」という言葉を聞いたことがある人もいるでしょうが、これは絶対に避けなければならない大問題です。
努力するということは、潜在意識の法則に逆らっているようなものですから、潜在意識を活性化して結果を得ることはできない状況を作っています。
それでは努力せずに自己暗示を与え続けるにはどうしたらよいのでしょうか？。
それは、さり気なく若干早口言葉のような調子で、くり返し唱えることです。
つまり、一生懸命暗示文を唱えるのではなくて、いい加減な気持？。たとえていうなら鼻歌でも歌っている程度の感覚が丁度いいようです。
潜在意識には習慣的に考えていることが真実となります
あなたが習慣的に考えていることは、どんな内容であっても潜在意識は真実として受け入れ現実として現します。
潜在意識の創造的な力は絶対的であり、善いことも悪いことも平等に実現する性質を持っています。
潜在意識に送り込む考えを、意識的によい考えだけを選択する必要があります。
明るく楽しい幸福な考えで心を満たす習慣を身につけましょう。
潜在意識は現実も空想も差別しないので、繰り返し自分に都合の良いことを自分自身に言い聞かせるように、唱え続けるだけでも効果があります。
さらに、イメージとして想像できるなら驚異的な効果を体験できるようになります。
想像力を総動員して自分の都合の良い情景を思い描いていると、その通りの現実を経験することになるでしょう。
この想像力の効用は自分でも驚くほどの結果を現しますが、自分の中で幸運に対する恐怖に近いような感覚が出てくることもあるでしょう。
あらゆる面で好くなって行く。すべてはうまくいっている。ありがとうございます。
というように、さらに都合の良いように考える習慣を付けましょう。
潜在意識で目的を達成する
潜在意識は良い方にも悪い方にも平等に働いて、私たちの考えや感情に従った結果を現わそうとします、潜在意識の驚異的な力は幸せの道具として使いましょう。
それには、日常的に心の状態をチェックしましょう、そして、潜在意識へ定着するまで、自分の欲求をしつこいくらい抱き続けた人こそが目的を達成するのです。
潜在意識の法則に反するような忠告は、どんな善意から出たものであっても健全であるとはいえません、私たちは考えている通りの結果を受け取るのです。
私たちは、自分で考え自分で行動しているように思っていますが、実は心の奥底にある潜在意識の力に支配されています。
また、夢は潜在意識の視覚化です、あなたが眠っている間も、潜在意識は眠らず活動を続けています、そしてあなたに象徴的に語りかけてくるのです、夢を信じれば夢から素晴らしい現実的な回答を得ることでしょう。
潜在意識の法則では、今の自分と余りにもかけ離れた自分の姿を思い描いても、心のそこで嘘だと思っては逆効果になってしまうので、そうなりつつある、それに向かって進んでいる、と思うように誘導していくことです。
でも、すでに達成している自分を抵抗無く受け入れられるなら、現在形（すでに達成した）自分を思い描くことが最高です。
潜在意識の力を自分のものにするためには、「自分の人生は自分の思い描いた通りになる」という永遠不変の法則を信じることです。
潜在意識からの直感はとても大切です、直感は潜在意識があなたに送る信号です。
あなたの意識する心がそれに同調できなくても、直感のほうが正しい場合が多いのです。