潜在意識を活性化する誘導自己暗示
私たちの潜在意識は、日常的に有害な暗示を受け入れていること知ってますか？
そして、有害な状態がすでに現れているならば、潜在意識の想像が現実と同調して強力な暗示として作用しています。
そういう強力な力を持った暗示を有益な自己暗示で追い出す、あるいは相殺するために潜在意識を誘導する方法が誘導自己暗示です。
潜在意識を強力に誘導するように、理想的な結果を強く想像できるような言葉を使うようにしましょう。
潜在意識の先駆者：エミール・クーエの自己暗示療法
自己暗示（エミール・クーエ）
潜在意識を誘導する自己暗示において、重病になっていたとしても「きっと良くなる」と信じる心が必要です。
先ず、今まで潜在意識に悪い種子を蒔いてきた結果を今受けているということを理解します。
そして、これからは潜在意識に良い種子を蒔いて、良い結果を受け入れるということを決心します。
今まで、悪い暗示に従って悪い結果を出してきた潜在意識が、今後は良い暗示に従って良い結果を生み出すことを理解して、心から信じましょう。
そして、自分の苦悩や病苦についてはあまり考えず、人に話さないようにします。
病気や苦悩について詳細に考える人は、それを作り出しているようなものなのです。
不幸自慢は絶対止めましょう。良いことを自慢するのも人に嫌われますが、不幸を自慢するのは潜在意識に不幸を求めているのと同じことです。注意しましょう。
潜在意識を変えれば現実も変わる
潜在意識を誘導するには、努力をしないことが最も重要なことです。
一生懸命、悪い考えを無くそう、変えようと努力すればするほど、変えよう無くそうと思っている考えが強力になってくるものです。
だから、気楽に簡単に努力しないで悪い考えを変えてしまいましょう。
「〜しよう」「〜になっていく」と考えましょう。
ある考えが潜在意識に定着したら、それは実際に身体的、精神的状態となって現れるでしょう。
ある考えを意志の力で抑えようと努力すればするほど、その考えをさらに強めてしまうでしょう。
どんなことでも、潜在意識に定着した考えが現実になるのです。
私はできると考えましょう。