誘導自己暗示は眠りのような状態を意識的に作り出す
自然の眠りのような状態を意識的に作り出すために誘導自己暗示を行います、誘導自己暗示は、自分の眠りを脇から目撃するような状態を創りだすように工夫します。
誘導中に心がさまよい出したら、それはそのまま好きにさせておくことです。
心の技法は、それを達成するのに意志や努力をどれだけ傾けてもほとんど助けにはなりません。意志によって効果を上げようとしても無駄です。
誘導自己暗示の鍵は、受け身的な集中
ただ、自己暗示文を繰り返し唱えながら、その結果を受け身的に、さり気なく、何気なく、考え続けるようにします。
これが意外に難しいことで、意識的に力を抜こうとか、重く感じようとしても上手く行かないでしょう。
自己暗示文を考えながら、自然にそうなるのを待つ感覚を訓練しましょう。
潜在意識を利用して意識する眠りの状態を誘導する方法の一つは、感覚的な刺激を減らすことです。
誘導自己暗示は、感覚的な刺激を減らすことで成功する
1)思念文を心の中で機械的に何度も繰り返し続けることで、感覚的な刺激を減らしていきます。
2)楽な姿勢で行うことで、肉体的な刺激を減らしていきます。
誘導自己暗示の目安は、三つの状態を誘導すること
催眠状態の目安
1)手の力が抜けてリラックスしている
2)足の力が抜けてリラックスしている
3)気持ちが落ち着いてリラックスしている
催眠誘導の目安になります。
三つの状態が自然に実感できるように練習をすれば、催眠誘導をうまくマスターできるでしょう。
誘導自己暗示の覚醒法
1)催眠状態から覚めることを心の中でハッキリと宣言する。
2)伸び伸びと大きく伸びをして身体を動かす。
この覚醒法は、かなり重要なので憶えておきましょう。
覚醒法をしっかりと実行しないと催眠状態が持続して、日常の生活に影響が出る可能性があるといわれています。
催眠状態の持続というのは、半覚醒状態でぼーっとしたり被暗示性が高くなっていますから周囲からの影響を受けやすくなってしまう可能性もあります。
誘導自己暗示の暗示文(例)
「右手(両手)が重い」
「右足(両足)が重い」
「ゆったりして気持いい」
この暗示文は自律訓練法を参考にしていますが、催眠状態への自己暗示にはかなり有効だと思います。
自律訓練法では六つの段階が設定されてますが、ここでは三つの段階で行います。
誘導自己暗示を深めるイメージの設定
誘導をはじめる前に、効果を現すための強制や努力をしないで思い描こうとする内容の青写真(設計図)を作っておくことを進めます。
誘導のイメージが心の中で見えるかどうかは、この段階では気にする必要はありません。
ただ、想像しているだけで誘導を深める効果があることを理解しておきましょう。
誘導状態にある自分に向かって話しかけるのではなく、ただ、想像するのです潜在意識にやってほしいことを想像するだけです。
そのイメージは、自分を誘導状態に導く前に作っておくのです。
想像力を誘発させる鍵の言葉も設定しておくことです。